メディアクリエイトが発表した2010年2月1日-2月7日の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、今回計測週のトップの座についたのは、PSPの話題作『GOD EATER(ゴッドイーター)』だった。マルチプレイに重点を置いたアクションゲームで、敵のモンスターを「食べる」ことでその能力を自分のものにできるのが特徴。4人までの協力プレーでソロプレイとは違ったプレイ感を楽しめる。追加ダウンロードによるシナリオなども準備されている。いわゆる『ディアプロ』『モンスターハンター』系のゲームだが、好みが分かれるところ。今後一大勢力を創れるかどうか期待・注目したい。




第二位は惜しくも第二位に順位を落とした『ドラゴンクエストVI 幻の大地』。しかし単週で20万本近くを売り、累計本数は100万本超え。晴れてミリオンセラーの仲間入り。評価は相変わらず「良い」「悪い」が入り乱れているが、全体的な傾向として「リメイクした部分の質が今一つ」という意見に集約されつつあるようだ。これが単に「昔の思い出を引きずっただけ」のせいか、あるいは本当に移植の質が落ちているのかは、プレイした人自身が判断すべきかも。

第三位はこちらも新登場の『スターオーシャン4 THE LAST HOPE INTERNATIONAL』がランクイン。2009年2月に発売されたXbox360用『スターオーシャン4 THE LAST HOPE』のインターナショナル版。日本語の他に英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語に対応し、ボイスにも英語音声も追加。さらにインターフェイスも手が加えられ、メディアもブルーレイ化されることで入れ替えの必要が無くなった。初週の感想ということもあり賛否両論的な意見が多い。全体的な概要はXbox360版のもチェックし、自分の好みに合うか否かを確認してから手を伸ばした方がよさそうかも。

第四位は新作陣におされてやや順位を下げた『ニュー・スーパーマリオブラザーズWii』。「順位を下げた」とはいうものの、今回計測週でも単週で6万本以上を売り上げている。すでに300万本を達成し、いったいどこまで伸びるのだろうか。

今回計測週は新作・継続作がバランスよく上位につき、それらがいずれも結構なセールスを記録するという、中々気持ちの良い結果となった。年末年始の大セールス時期も過ぎて、年度替わりの新作ラッシュまでの間は比較的閑散な状態に陥ることが多いのだが、今年はそんな心配も要らないのかもしれない。