すでに秋の音色を楽しむ日々を堪能しているものの、まだまだ熱中症のリスクには注意する必要もある今日この頃。メディアクリエイト発表の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、該当週のセールスランキングの最上位には、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの新作「Destiny 2」(PS4)がついた。一人でも複数プレイヤーでも楽しめるアクションシューティングゲーム「Destiny」の続編で、今作では地球を支配した軍団「レッドリージョン」の手から地球を取り戻すため、太陽系の星々を巡り戦いを続けていくことになる。初週感想は高安まちまち。マルチプレーにおける不具合が多いとの話が多々見受けられる。今後の動向を待ちたい。




第二位は任天堂の新作「スプラトゥーン2」(Nintendo Switch)。多人数同時参加によるプレーも可能なアクションペイントゲーム「スプラトゥーン」の続編で、シンプルなルールながらも多様な遊び方が楽しめる。今作では協力プレイの「サーモンラン」、一人でじっくりとプレイする「ヒーローモード」なども実装されている。発売から第八週に突入したが、セールスは単週で4万本強と堅調。累計販売本数はすでに110万本を超え、他のタイトルが出入りする中で、引き続き上位陣に居座る状況は、底力を覚えさせる。

第三位はバンダイナムコエンターテインメントの新作「ドラゴンボール ゼノバース2 for Nintendo Switch」(Nintendo Switch)。2016年11月に発売されたプレイステーション4版の移植タイトルで、ドラゴンボールの原作者である鳥山明氏による監修がなされたものの日本では展開されなかったオンラインMMORPG「ドラゴンボールオンライン」と同じ設定や世界観に基づいた「ドラゴンボール ゼノバース」の続編。プレイヤーの分身キャラを作って孫悟空やベジータたちと共に戦い、「ドラゴンボール」の歴史を守っていくことになる。表示の上でのネガティブな話も少なからずあるが、ゲームそのもののプレイ感覚には高評価。

第四位はソニー・インタラクティブエンタテインメントの新作「New みんなのGOLF」(PS4)。ベストセラーなゴルゲーム「みんなのゴルフ」のプレイステーション4版で、広大なゴルフコースで好きなだけゴルフライフをエンジョイすることができる。またオンラインプレイで1コースに複数人でのゴルフを行うほかに、会話を楽しんだり、釣りなどをすることもできる。ゴルフ以外の遊び方が色々できることから、ネタ的なプレイ方法が色々と浸透している。

今回計測週では「ドラゴンボール ゼノバース2 for Nintendo Switch」に注目。初週の伸びはいまいちだが、プレイヤーの評価は高く、今後伸びるかもしれない。