早くもクリスマスケーキの予約注文が始まったのを見て驚く今日この頃。メディアクリエイト発表の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、該当週のセールスランキングの最上位には、ポケモンの新作「ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT DX」(Nintendo Switch)がついた。2015年7月から稼働中のアーケードゲーム「ポッ拳 POKKEN TOURNAMENT」のWii版が2016年3月に発売されているが、それのNintendo Switch版。ポケモンシリーズと鉄拳シリーズのコラボ作品で、ポケモンキャラなどが登場する格闘ゲーム。モードはオンラインバトルやストーリーモード、練習用のプラクティス、自分だけのアバターが作れるマイタウンなど。アーケード版やWiiU版の要素だけでなく、Switch版独自の要素も実装されている。初週感想は高安まちまち。難易度やオンラインバトルの際のシステムに苦評が見られる。




第二位は任天堂の新作「スプラトゥーン2」(Nintendo Switch)。多人数同時参加によるプレーも可能なアクションペイントゲーム「スプラトゥーン」の続編で、シンプルなルールながらも多様な遊び方が楽しめる。今作では協力プレイの「サーモンラン」、一人でじっくりとプレイする「ヒーローモード」なども実装されている。発売から第九週に突入したが、セールスは単週で2万本強とそれなりに好調。累計販売本数はすでに110万本を超え、他のタイトルが出入りする中で、引き続き上位陣に居座る状況は、底力を覚えさせる。

第三位はコナミデジタルエンタテインメント の新作「ウイニングイレブン2018」(PS4)。コナミのサッカーゲームシリーズ「ウイイレ」の最新作で、ドリブルの強化などプレイスタイルのリアル化に加え、オンラインでの協力プレイ「オンラインCO-OP」モードが新たに実装されている。発売から二週目に突入したが、評価は賛否両論のまま。見事に真っ二つ状態で全体像が把握できない状態。リアリティの高さゆえにゲームとしての難易度がプレイし難いレベルになっているのと、実装している選手のラインアップに対する評価が低めなのが気になる。

第四位はテイクツー・インタラクティブ・ジャパンの新作「NBA 2K18」(PS4)。家庭用ゲーム機では日本唯一のNBA公式ライセンスを取得したバスケットボールゲームNBA 2Kシリーズの最新作。バスケをプレイするだけでなく、チームの運営や選手の育成も楽しめる。バスケファンからの評価は高め。登場選手のリアリティに長けているとの話。他方、選手の能力周りやストーリーモードで難が多いとの話もある。

今回計測週もスポーツ系ゲームが複数顔を見せた。まさにスポーツの秋的なランキングではある。