秋の味覚で体重計に乗るのが怖い今日この頃。メディアクリエイト発表の【週間ソフト・ハードセルスルーランキング】によれば、該当週のセールスランキングの最上位には、任天堂の新作「マリオ&ルイージRPG1 DX」(3DS)がついた。2003年にゲームボーイアドバンス用に発売されたアクションRPG「マリオ&ルイージRPG」のリメイク版で、類似作品の「スーパーマリオRPG」などよりもマリオとルイージ双方の活躍によるアクション性の高いRPGなのが特徴。原作と比べると「クッパ軍団RPG」モードが追加されていた李、amiiboに対応しているなどの追加要素がある。初週感想はほぼ良好。他方、難易度に問題があるとの意見も見受けられる。




第2位は任天堂の新作「スプラトゥーン2」(Nintendo Switch)。多人数同時参加によるプレーも可能なアクションペイントゲーム「スプラトゥーン」の続編で、シンプルなルールながらも多様な遊び方が楽しめる。今作では協力プレイの「サーモンラン」、一人でじっくりとプレイする「ヒーローモード」なども実装されている。発売から第10週に突入したが、セールスは単週で2万本強と相変わらずの堅調ぶり。累計販売本数はすでに120万本を超え、他のタイトルが出入りする中で、引き続き上位陣に居座る状況は、底力を覚えさせる。

第3位は任天堂の新作「マリオカート8 デラックス」(Nintendo Switch)。任天堂の最新ゲーム機Nintendo Switch向けのタイトルで、同社お馴染みのカートレーシングゲームシリーズの最新作にあたる作品。「マリオカート8」のアップグレード版のような立ち位置にあり、シリーズでは最多となる42キャラを収録し、コースも「8」で追加ダウンロードコンテンツとして提供された16コースを含む48コースを実装。新アイテムの追加やバトルモードの刷新、さらには初心者向けとしてハンドルアシスト機能もあり、初心者から上級者まで楽しめる。発売は4月の末だが、今でも単週で1万本以上の売り上げを計上している。定番の底力。

第4位はエレクトロニック・アーツの新作「FIFA 18」(PS4)。サッカーゲームの名シリーズ「FIFA」の最新作で、もちろん今作でもJ1リーグ全18クラブを実名でプレイ可能。欧州の主要リーグも実名で収録されている。リアルプレイヤーモーションテクノロジーと新しいアニメーションシステムの採用でプレイ感覚やビジュアルも底上げ。

今回週は「マリオ&ルイージRPG1 DX」がトップについたものの、初週にしてはセールスがやや少なめ。次週以降はライバルタイトル次第では上位に残るのは難しいかもしれない。