ゲームソフトランキングではかつてメディアクリエイト発表の「週間ソフト・ハードセルスルーランキング」をベースにしていたが、データが非公開になったため、現在ではアマゾンの【ゲームの売れ筋ランキング】を対象に、記事執筆時点の観測結果をベースにすることにしている。そのランキングによれば、トップについたのは任天堂の新作「ペーパーマリオRPG」(Nintendo Switch)だった。2004年7月にニンテンドーゲームキューブ用として発売された同名のアクションRPGのリメイク版にあたる作品で、プレイヤーはピーチ姫から送られた宝の地図を手がかりに、7つのスターストーンを集めて宝の正体をつきとめることになる。移植にあたってはグラフィックの向上やヒントが聞きやすくなったなど、のプレイアビリティの向上が施されている。発売は2024年5月23日予定のため、現時点では実プレイヤーによる感想は確認できない。
第2位は任天堂の新作「マリオカート8 デラックス」(Nintendo Switch)が。任天堂の最新ゲーム機Nintendo Switch向けのタイトルで、同社お馴染みのカートレーシングゲームシリーズの最新作にあたる作品。「マリオカート8」のアップグレード版のような立ち位置にあり、シリーズでは最多となる42キャラを収録し、コースも「8」で追加ダウンロードコンテンツとして提供された16コースを含む48コースを実装。新アイテムの追加やバトルモードの刷新、さらには初心者向けとしてハンドルアシスト機能もあり、初心者から上級者まで楽しめる。発売は2017年4月末だが、今回週は上位に登場する形に。
第3位は任天堂の「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」(Nintendo Switch)。任天堂のゲームに登場するお馴染みのキャラクタ達が選択できる、多人数同時参加型の対戦アクションゲーム「スマッシュブラザーズ」の最新版。過去シリーズに登場したすべてのキャラクタ以外にも複数の参戦者が加わり、登場キャラクタ数は最大の66体以上(75体との説明あり)。発売は2018年12月7日だが、今回週は新作の勢いに陰りがあったためか、あるいは定番のマルチプレイ作品への需要が高まったからか、上位陣に登場する形となった。
アマゾンでの家庭用ゲームの売れ筋ランキングをベースとしたため、データ取得のタイミングによっては、発売前・発売当日のタイトルが上位にくることも珍しくなくなっている。また原データでは上位陣にハードや関連品、追加コンテンツが入った場合、除外して勘案している。実際、今回週ではXboxのスペシャルバージョン、Nintendo Switch本体、Xbox用コントローラーなどが上位に入っていた。ランキングの性質上仕方がないことではあるが、ご了承願いたい。