ゲームランキングゲームソフトランキングではかつてメディアクリエイト発表の「週間ソフト・ハードセルスルーランキング」をベースにしていたが、データが非公開になったため、現在ではアマゾンの【ゲームの売れ筋ランキング】を対象に、記事執筆時点の観測結果をベースにすることにしている。そのランキングによれば、トップについたのは任天堂の新作「スーパー マリオパーティ ジャンボリー」(Nintendo Switch)だった。

任天堂の多人数同時参加型パーティゲームシリーズ「マリオパーティー」の最新作に当たる作品で、舞台は、綺麗な海が広がる、巨大なリゾートアイランド。マリオたちが島々を巡り、スゴロクにミニゲーム、さまざまな新モードなどを楽しむことができる。スゴロクは、5つの新作ボードと2つのリメイクボードを収録。最大4人で遊べるスゴロクは、オンラインで友達と遊ぶことができるだけでなく、1人でもランダムマッチで世界中の人と楽しめる。実プレイヤーによる感想はおおむね好調。「楽しい」の言葉が多数目にとまる。一方で、オンラインプレイに関する注意(長時間かかる、切断以外の途中抜けができない)がいくつか見受けられる。

第2位はマイクロソフトの「Minecraft」(Nintendo Switch)。ブロック的な世界で探索をして色々な情景を作り上げたり、地面を掘り進めて敵と戦っていく。2017年5月に配信版として展開された「Minecraft: Nintendo Switch Edition」のアップグレード版。ワールドサイズは無制限となり、XboxOne版、スマートフォン版、Windows10版とのクロスマルチプレイも可能に。マリオがマイクラの世界に登場するスーパーマリオマッシュアップも同梱されている。発売は2018年6月だが、7年近く経過した今回週でも見事に上位陣入り。人気は相変わらずのようだ。

第3位はカプコンの新作「モンスターハンターワイルズ」(PlayStation 5)。ハンティングゲーム「モンスターハンター」シリーズの最新作にあたる作品で、プレイやはー未踏の土地の調査を依頼された調査員の一員として、調査を兼ねたハンティングを行う。最大の特徴はフィールド上のモンスターがすべて何らかの意思を持って行動していることで、この仕組みによってフィールドの自然環境がリアルタイムに変化していく。実プレイヤーによる感想は賛否両論。プレイアビリティーの高さや過去作と比べても遜色ない面白さとの意見がある一方で、テンポやボリューム感などの観点で苦言を呈する意見も多く見受けられる。

アマゾンでの家庭用ゲームの売れ筋ランキングをベースとしたため、データ取得のタイミングによっては、発売前・発売当日のタイトルが上位にくることも珍しくなくなっている。また原データでは上位陣にハードや関連品、追加コンテンツが入った場合、除外して勘案している。ランキングの性質上仕方がないことではあるが、ご了承願いたい。