ゲームランキングゲームソフトランキングではかつてメディアクリエイト発表の「週間ソフト・ハードセルスルーランキング」をベースにしていたが、データが非公開になったため、現在ではアマゾンの【ゲームの売れ筋ランキング】を対象に、記事執筆時点の観測結果をベースにすることにしている。そのランキングによれば、トップについたのは、レベルファイブの新作「ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女」(Nintendo Switch)だった。

ある世界の住人となって自由に生きる「ファンタジーライフ」シリーズ最新作で、プレイヤーは考古学者のエドワードたちと航海に出た冒険家となり、謎のゲートを抜けた先にある島の秘密を探るため、冒険を繰り広げることになる。コントローラーが2つあれば、1つのソフトのみで、2人で遊ぶことができるファミリープレイにも対応している。実際のプレイヤーによる評価は高評価多し。自由度の高さが受け入れられている。一方で単調さを覚える人もいる。

第2位は任天堂の「スーパー マリオパーティ ジャンボリー」(Nintendo Switch)。任天堂の多人数同時参加型パーティゲームシリーズ「マリオパーティー」の最新作に当たる作品で、舞台は、綺麗な海が広がる、巨大なリゾートアイランド。マリオたちが島々を巡り、スゴロクにミニゲーム、さまざまな新モードなどを楽しむことができる。スゴロクは、5つの新作ボードと2つのリメイクボードを収録。最大4人で遊べるスゴロクは、オンラインで友達と遊ぶことができるだけでなく、1人でもランダムマッチで世界中の人と楽しめる。実プレイヤーによる感想はおおむね好調。「楽しい」の言葉が多数目にとまる。一方で、オンラインプレイに関する注意(長時間かかる、切断以外の途中抜けができない)がいくつか見受けられる。

第3位はバンダイナムコの「機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY REMASTERED」(Nintendo Switch)。2012年6月にPlayStation Vitaなど向けに発売された「ガンダムバトルシリーズ」の1作。「機動戦士ガンダムSEED」「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」をテーマにした3Dアクションゲームで、プレイヤーは3つのどれでも好きな勢力の兵士として、戦乱を戦っていくことになる。機体のカスタマイズ・チューンナップの要素はシリーズお馴染のものとして実装され、さらに「機動戦士ガンダムSEED」ならではの要素としてフェイズシフト装甲、ミラージュコロイドなどが追加されている。また武器の弾の数の概念が導入されている。実プレイヤーの感想は大いに好調。機体のカスタマイズの面白さを楽しんでいる人が多い。

アマゾンでの家庭用ゲームの売れ筋ランキングをベースとしたため、データ取得のタイミングによっては、発売前・発売当日のタイトルが上位にくることも珍しくなくなっている。また原データでは上位陣にハードや関連品、追加コンテンツが入った場合、除外して勘案している。今回週ではNintendo Switch 2やその関連品が上位を独占していたが、ハードだったのでランキング上では除外した。ランキングの性質上仕方がないことではあるが、ご了承願いたい。