ゲームランキングゲームソフトランキングではかつてメディアクリエイト発表の「週間ソフト・ハードセルスルーランキング」をベースにしていたが、データが非公開になったため、現在ではアマゾンの【ゲームの売れ筋ランキング】を対象に、記事執筆時点の観測結果をベースにすることにしている。そのランキングによれば、トップについたのは、任天堂の新作「ドンキーコング バナンザ」(Nintendo Switch2)だった。

3Dアクションゲーム「ドンキーコング」シリーズの最新作にあたる作品で、主人公はドンキーコングと少女ポリーンの立場から、謎の組織と対峙しながら地下世界の奥深くにある「星の中心」に向かうことになる。ドンキーコングのパワーで色々な攻撃方法を使ってあらゆる場所を破壊して、謎を解き明かしていくことになる。「バナンザ」と呼ばれる特別な力を持つポリーンの歌声でパワーアップしたドンキーコングは、色々な技を駆使できるようになるのがポイント。実際のプレイヤーによる感想はおおむね好評。爽快感を評価する声が多い。

第2位はアニプレックスの新作「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚2」(Nintendo Switch)。アニメ「鬼滅の刃」を基にした鬼殺対戦アクションゲーム「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」の続編にあたる作品。ソロプレイモード「ヒノカミ血風譚」では前作に引き続き、鬼殺隊士・竈門炭治郎が歩んだ物語をゲームで追体験することができる。バーサスモード「対戦」では「柱」9名の参戦を含む数多くのキャラクターが使用可能となり、オンラインやオフラインで色々な人と対戦が楽しめる。実プレイヤーによる感想は賛否両論、両極端。演出のきらびやかさへの評価が多い一方で、ハードの限界を指摘する声も多い。順位が上がってきたのは、映画の影響もあるのだろう。

第3位はバンダイナムコエンターテインメントの新作「みんなのGOLF WORLD」(Nintendo Switch)。シンプルな操作性で気軽に楽しめるゴルフゲーム「みんなのGOLF」シリーズの最新作に当たる作品。おなじみの3回押しショットシステムは今作でも健在。1人専用モード「ひとりでゴルフ」では、通常のストロークプレイモードに加え、100以上の大会に出場して優勝を目指すチャレンジモードを搭載。オフラインのマルチプレイモードでは、コントローラー1つで最大4人まで一緒にプレイ可能。さらにインターネットを通して他プレイヤーと対戦できるオンラインマルチプレイ機能も搭載している。発売は2025年9月4日だが、記事執筆時点で実際のプレイヤーによる感想は確認できない。

アマゾンでの家庭用ゲームの売れ筋ランキングをベースとしたため、データ取得のタイミングによっては、発売前・発売当日のタイトルが上位にくることも珍しくなくなっている。また原データでは上位陣にハードや関連品、追加コンテンツが入った場合、除外して勘案している。今回週ではNintendo Switch 2の本体や関連商品、PlayStation ファイブ本体が上位入りしていたが、ハードだったのでランキング上では除外した。ランキングの性質上仕方がないことではあるが、ご了承願いたい。