ゲームソフトランキングではかつてメディアクリエイト発表の「週間ソフト・ハードセルスルーランキング」をベースにしていたが、データが非公開になったため、現在ではアマゾンの【ゲームの売れ筋ランキング】を対象に、記事執筆時点の観測結果をベースにすることにしている。そのランキングによれば、トップについたのは、任天堂の新作「ポケモン レジェンズ ゼットエー」(Nintendo Switch2)だった。『ポケットモンスター』シリーズ最新作にあたる作品で、同時に『ポケモン レジェンズ』シリーズの第2作目でもある。今回の冒険の舞台は、『ポケットモンスター X』『ポケットモンスター Y』に登場した、カロス地方の大都市「ミアレシティ」。人とポケモンの共存を目指した都市再開発計画が進んでおり、最新技術により整備された区画「ワイルドゾーン」には野生のポケモンたちが生息しているこの都市で、プレイヤーは「チコリータ」「ポカブ」「ワニノコ」から1匹をパートナーとして選び、仲間たちと共に、街で起こる様々な出来事や事件に挑むことになる。シリーズ初となる、ポケモンとトレーナーがリアルタイムで行動する戦闘や、進化を超えた進化「メガシンカ」がポイント。発売は2025年10月16日のため、現時点でプレイヤーによる感想は確認できない。
第2位はスクウェア・エニックスの新作『ドラゴンクエストVII Reimagined』(Nintendo Switch)。2000年に発売されたドラゴンクエストシリーズの第7作目『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』の再構築版。原作の魅力はそのままに、システムやシナリオを遊びやすくしているとのこと。エスタード島という孤島で暮らす主人公が見つけた石板のかけらをもとに、世界を巻き込んだ冒険の旅が始まることになる。発売は2026年2月5日予定のため、現時点では実際のプレイヤーによる感想は確認できない。
第3位はスクウェア・エニックスの「ドラゴンクエストI&II」(Nintendo Switch)。「ドラゴンクエスト」シリーズのロト三部作と呼ばれている3作品のうち、「ドラゴンクエストI」「ドラゴンクエストII」をNintendo Switch用としてHD-2D(ドット絵と3DCGが融合したグラフィック表現)の世界で再構築したもの。ドット絵のキャラクターと立体的な背景を組み合わせ、視覚効果や高精細なエフェクトを加えることで、懐かしくも新しい映像表現を実現している。発売は2025年10月30日予定のため、現時点では実プレイヤーによる感想や評価などは確認できない。
アマゾンでの家庭用ゲームの売れ筋ランキングをベースとしたため、データ取得のタイミングによっては、発売前・発売当日のタイトルが上位にくることも珍しくなくなっている。また原データでは上位陣にハードや関連品、追加コンテンツが入った場合、除外して勘案している。今回週ではNintendo Switch 2の本体や関連商品が上位入りしていたが、ハードだったのでランキング上では除外した。ランキングの性質上仕方がないことではあるが、ご了承願いたい。